シーズン最多は1951年の金田正泰(大阪)の18本
三塁打というリザルトは、昭和の時代に比べて減少している。NPBが2リーグに分立した1950年、1試合当たりの三塁打は0.28本だったが、2018年は0.18本になった。
これは外野手の守備能力が向上し、連係プレーも進歩したことが大きい。また三塁コーチもアウトになった場合のダメージが大きく、打者走者に自重を促すようになっている。三塁打は選手の脚力を示す数値の一つではあるが、現代のプロ野球では俊足であってもなかなか三塁打は生まれない。今では三塁打は外野手が後逸したり、外野の間を抜けた当りが不規則にバウンドするなど、何らかの不確定要素が絡むケースが多くなった。三塁打は「狙って打つ」安打ではなくなったのだ。
そんな中で、2018年は三塁打に関する大記録...