もはや第2のホーム? 千葉ロッテ「謎の魚」、台湾で人気の秘密

2018.11.12(月) 12:00 パ・リーグ インサイト 上野友輔
千葉ロッテ・謎の魚【撮影:松下雄馬】

 5月に行われた「YOKOSO桃猿」以来となる台湾上陸を果たした千葉ロッテのマスコットキャラクター「謎の魚」。5月の段階では第3形態までを披露していたが、今回は第5形態まで進化してからの再上陸。成長(?)した姿を見せ、台湾の野球ファンを沸かせた。
 それにしてもなぜ、謎の魚はこれほどまでに台湾の野球ファンの注目を集めるのか。台湾のメディア関係者に聞くと「単純に面白い」、「アクションが強い」、「あんな動きをするマスコットは台湾にいない」と、海外のマスコットの新鮮さが響いている様子。台湾プロ野球4球団のマスコットは全体的に大柄なものが多く、ゆっくりとした動きが多い。一方、謎の魚は予想できないエキセントリックな動きが多く、そのギャップが台湾のファンの興味を引いている様子だ。
 また「見た目はブスだけどかわいさがある」というストレートな声もあり、いわゆる「キモカワイイ」感もその魅力とのこと。今回一緒に台湾を訪れたメインマスコットのマーくんや、5月に謎の魚とともに訪台した北海道日本ハムのフレップ、東北楽天のクラッチも場内コンコースを通るたびに多くのファンに囲まれていたのだが、彼らの持つ正統派のかわいさとは別の魅力に引き付けられ...

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