偉業に挑む投手も。大混戦の最多勝争いの行方と、達成が期待される記録とは

2026年8月28日 07:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
エスピノーザ投手と加藤貴之投手【写真:球団提供】

トップから3勝の間に15名がひしめく大混戦を経て、新たな戴冠者が生まれるか

 今季のパ・リーグの最多勝争いは、トップから3勝の間に15名の投手がひしめく大混戦となっている。2024年以降は2年連続で伊藤大海投手と有原航平投手が最多勝のタイトルを分け合ってきたが、今季は新たなタイトルホルダーが誕生する可能性も十二分にありそうだ。
 今回は、今季のパ・リーグで8勝以上を記録している面々の顔ぶれと、各投手の成績を確認。さらに、今シーズンの最多勝を争っている投手たちが記録する可能性がある希少な記録の数々についても紹介するとともに、今後のタイトル争いの展望も行っていきたい。(※記録は8月27日の試合終了時点)

すでに2桁勝利を挙げている3名の投手を筆頭に、多くの実力者がタイトルを争う

 加藤貴之投手とエスピノーザ投手が現時点でリーグトップの11勝を記録し、ハーラーダービーの先頭に立っている。平良海馬投手、前田悠伍投手、大津亮介投手がリーグ2位の10勝を挙げてそれに続き、八木彬投手、北山亘基投手、武内夏暉投手、ジャクソン投手の4名が、いずれも9勝と白星2つの差で先頭集団を追いかけている。
 さらに、隅田知一郎投手、高橋光成投手、九里亜蓮投手、上茶谷大河投手、松本晴投手、伊藤投手の6名が8勝を記録し、トップまで3勝差とまだ射程圏内と言える状況にある。過去2シーズンの結果が示す通り、今季も複数の投手がタイトルを獲得する可能性も大いに残...

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