新加入・九里亜蓮がチーム最多11勝 リリーフでは育成出身の若手が芽を出す【オリックス・バファローズ2025:投手編】

2025.12.21(日) 11:00 パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 九里亜蓮投手(左)才木海翔投手(右)【写真:球団提供】

 2025年シーズンは岸田護新監督のもと、74勝66敗3分、勝率.529の3位で終え、2年ぶりのAクラス入りを果たしたオリックス。本記事ではオリックス投手陣の2025シーズンを振り返る。
 今季はFAで加入した九里亜蓮投手が勝ち頭となり、チーム最多の11勝をマーク。次いで曽谷龍平投手が8勝、宮城大弥投手、田嶋大樹投手が7勝、エスピノーザ投手は5勝を挙げ、ローテーションを回った。
 一方のリリーフ陣は、古田島成龍投手や吉田輝星投手ら昨季まで中心となっていた選手が離脱するなか、マチャド投手、ペルドモ投手の両外国人選手もチーム1位、2位の試合数に登板し、チームを支えた。そして、才木海翔投手、川瀬堅斗投手といった育成出身の若手が台頭。シーズン途中には中日から岩嵜翔投手も加入した。

チーム先発最多25登板の九里亜蓮が投手陣をけん引

 広島からFAで加入した九里投手は移籍1年目の今季、大車輪の活躍を見せた。4月5日の北海道日本ハム戦で8回1失点と好投し移籍後初勝利をつかむと、18日の同カードでは6安打5奪三振1失点で完投勝利を挙げるなど、4月の月間防御率は1.16と...

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