長年にわたって“扇の要”としてチームを支えた甲斐拓也選手が巨人に移籍したことで、福岡ソフトバンクでは、し烈な正捕手争いが繰り広げられている。その中でも、注目したいのが、プロ3年目を迎える、育成の盛島稜大選手だ。
盛島選手は、2022年育成ドラフト14位で沖縄・興南高校から福岡ソフトバンクに入団。この年のドラフト会議で、12球団最後となる126番目の指名を受けて、プロのキャリアをスタートさせた。
入団後は三軍や四軍で経験を積み、昨季はウエスタン・リーグ公式戦3試合に出場。公式戦通算安打は1本だが、城島健司CBOの口から注目選手として名前が挙がり、今キャンプでは育成登録ながらもA組に抜てき...