小島和哉が2年連続2桁勝利 リリーフ陣には新顔も【千葉ロッテマリーンズ2024:投手編】

2024.12.22(日) 11:00 パ・リーグ インサイト
千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手(左)鈴木昭汰投手(右)【写真:球団提供】

 2024シーズンは71勝66敗6分、勝率.518の3位で終え、2年連続のAクラス入りを果たした千葉ロッテ。本記事では投手編、野手編に分け、千葉ロッテの2024シーズンを振り返る。

先発は5投手が一定の成績。リリーフ陣には新顔も

 今季は小島和哉投手、種市篤暉投手が規定投球回に到達。メルセデス投手、西野勇士投手、佐々木朗希投手も100イニング以上を投げるなど、先発の運用にはさほど困らなかった1年と言えるだろう。
 一方のリリーフは、4年目の鈴木昭汰投手が51試合で防御率0.73と大ブレイク。6年連続で50試合以上に登板していた益田直也投手は44試合登板に終わったが、横山陸人投手、国吉佑樹投手がそれぞれ40試合以上の登板で防御率1点台を記録した。結果的には2年連続でリーグ5位の防御率3.17に終わったが、昨季よりは改善している。

4年連続規定到達。2年連続2桁勝利も達成した左のエース

 小島投手は4年連続で規定投球回に到達。今季は4月と9月に4試合で防御率1点台と好投も、6月は4試合で防御率10.80と好不調の波があった1年だった。結果的には25試合の登板でチームトップの12勝をマーク。自己最多の163.1回を投げ、16QSとエースとしての役割を果たした。

勝ち星は伸び悩むも、種市篤暉が自身初の規定投球回に到達

 昨季は自身初の2桁勝利をマークし、トミー・ジョン手術からの復帰を果たした種市投手。今季は4月に4試合で防御率6.75と苦しんだが、5月は22日に4年ぶりの完投勝利を記録するなど、防御率0.90...

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