「バットの握り方が変わると、体の動き方も変わる」
埼玉西武に6年ぶりに復帰した炭谷銀仁朗捕手が28日、埼玉・所沢市内の球団施設で自主トレを公開。プロ19年目を迎えるベテランは、正捕手の座確保に並々ならぬ意欲を示した。
ここからの成長を諦めていない。「19年目で今さらですが、バットの握り方から変えています」と照れ笑いを浮かべながら、大幅な打撃改造に取り組んでいることを明かした。きっかけは年明け、久しぶりに同じチームとなった中村剛也内野手との会話だった。
「バットを指で握るか、手のひらで握るかという話で、僕はこれまで指でしたが、中村さんから『握り方が変わると、体の動き方も変わる』というお話をうかがい、手のひらに変えました。さらに小指側に力を入れて握っていたのを、親指側に変えました...