伊藤大海、加藤貴之、山崎福也の3本柱で投手王国へ 北海道日本ハムの先発ローテ候補

2024.1.27(土) 10:00 パ・リーグ インサイト
北海道日本ハムファイターズ・伊藤大海投手(C)H.N.F.

 2年連続の最下位に沈んだ北海道日本ハム。巻き返しを図る上で、1つのポイントとなっているのは先発投手陣の強化である。
 
 オフシーズンには上沢直之投手がレイズへ移籍したが、オリックスからFA権を行使した山崎福也投手を獲得し、チームの左腕エースである加藤貴之投手も残留を表明した。そこで新戦力が加わった2024シーズンの北海道日本ハムの先発ローテーション候補を紹介しよう。

伊藤大海が開幕投手に内定。加藤貴之は残留し、山崎福也が新加入

 先発陣の柱として期待されるのは、3月29日の開幕戦先発が内定している伊藤大海投手である。WBC日本代表にも選出された2023年は、24試合に登板して7勝10敗、防御率3.46。プロ1年目から2年連続で続いていた2桁勝利には届かなかったものの、ローテーションの一角としてフル回転。今季はエースとしてどのような活躍を見せてくれるか。

 加藤貴之投手は国内FA権を行使せず、北海道日本ハムに残留。エスコンフィールド初年度の開幕投手を務めた2023年は24試合に登板し、7勝9敗、防御率2.87。2022年に与四球最少記録を更新した加藤投手だが、2023年も与えた四球はわずか「16」で精密機械ぶりを存分に発揮。今季は自身初となる2桁勝利となるか。
 先発3本柱として伊藤投手、加藤投手とともにチームをけん引した上沢投手が退団し、昨年10試合に先発したポンセ投手も東北楽天へ移籍した。その空いた枠を埋める存在として期待されているのが、このオフに移籍した山崎...

続きを読む

関連選手記事/PLAYER

関連チーム記事/TEAM