2年連続の盗塁王は難しい?  小深田大翔と周東佑京は“ジンクス”を払しょくできるか

2024.1.15(月) 17:45 パ・リーグ インサイト 望月遼太
小深田大翔選手と周東佑京選手【写真:球団提供】

2023年に盗塁王を獲得した2選手にとって、新シーズンは非常に重要なものに

 東北楽天の小深田大翔選手と福岡ソフトバンクの周東佑京選手は、ともに36盗塁を記録して2023年の盗塁王に輝いた。両選手にとって2024年は2年連続の盗塁王がかかるシーズンとなるが、近年のパ・リーグにおいて、2年連続で盗塁王を獲得するケースは極めて珍しいものとなっている。
 そこで、今回は直近11シーズンにおけるパ・リーグ盗塁王が、翌年に残した成績を確認。それに加えて、小深田選手と周東選手が昨季に見せた活躍や各種の指標を確認することにより、両選手が過去のジンクスを払拭してくれる可能性に期待を寄せたい。

盗塁王の翌年に、盗塁数が半分以下になったケースも多い

 2012年から2022年の11シーズンにおけるパ・リーグ盗塁王と、翌年の成績は次の通り。

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