7月11日、楽天生命パークで行われた東北楽天とオリックスの一戦は、中盤で大量得点を奪ったオリックスが8対3で快勝。前半戦最後の試合を勝利で締めくくり、福岡ソフトバンクと同率のパ・リーグ3位に浮上した。
初回、東北楽天の先発・辛島投手は無失点に抑える上々の立ち上がり。一方のオリックス先発・金子千尋投手は制球が定まらず2つの四球を与えるが、後続を切ってなんとか無失点に。対照的な立ち上がりを見せた両先発は、3回までスコアボードに0を刻み、両チーム無得点のまま試合は中盤の攻防へ。
試合が動いたのは4回表だった。オリックスが3連打で1死満塁の絶好機を作ると、6番・武田選手が中前適時打。なおも満塁の好機は続いて、今季初出場の7番・杉本選手が1号満塁弾。オリックスが5連打で一挙5得点を奪い、東北楽天の先発・辛島投手をノック...