大ピンチを“1球斬り”で26試合連続無失点、上原の記録に王手
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が3日(日本時間4日)の本拠地カージナルス戦で見事な火消しを見せ、今季19ホールド目を挙げた。7回2死満塁で登板し、わずか1球でファムを三ゴロに仕留めて大ピンチを脱出。自身の持つ連続無失点試合の球団記録を「26」に伸ばし、さらなる記録更新も見えてきている。
2点リードで迎えた7回。2死満塁のピンチでマウンドに上がった平野が投じた初球は84マイル(約135キロ)のスプリットだった。内角低めへの1球にファムは三ゴロ。三塁手のラムがそのままベースを踏んで3アウトとし、ピンチを切り抜けた。ダイヤモンドバックスはそのまま2点のリードを守り、連敗を「4」で止めた。
平野は6月18日(同19日)の敵地エンゼルス戦で20試合連続無失点とし、まずは球団新人記録(19試合)を更新。さらに、29日(同30日)の本拠地ジャイアンツ戦で25試合連続無失点として、球団記録(24試合)も塗り替えた。現在、26試合&22回2/3連続無失点。ともに、継続中の無失点記録としてはメジャー最長と...