2点リードの7回満塁で1球でピンチ脱出、ロブロ監督「うまくやってくれた」
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が3日(日本時間4日)の本拠地カージナルス戦で見事な火消しを見せ、4-2での勝利に貢献した。2点リードの7回2死満塁という大ピンチで3番手でマウンドに上がり、わずか1球で打ち取る大仕事。今季19ホールド目を挙げた。2013年のレッドソックス時代に上原浩治投手(現巨人)がマークした日本人記録に「1」と迫る26試合連続無失点。自身が持つ球団記録も更新した。
試合の行方を左右する場面だった。2点リードで迎えた7回、好投を続けてきたエース右腕グリンキーが、2死から連打を浴びて一、二塁とされる。ここで左腕デラロサをマウンドに送るも、3-1からの4球目が外れて四球。2死満塁の大ピンチで平野がマウンドへ向かった。
一打同点、外野手の間を抜ければ逆転という場面。しかし、平野は全く動じていなかった。ファムへの初球、84マイル(約135キロ)のスプリットを内角低めに投じると、三塁正面へのゴロに。ラムが捕球してそのまま三塁ベースを踏み、無失点で...