初登場のカテゴリーにランクインしてきた韋駄天は誰か?
こちらの野球のプレータイムのシリーズを担当するようになって5年になろうとしているが、このタイミングで、なんと初登場の“種目”が投入された。
それは、塁上の走者が野手のフライ捕球と同時にスタートを切って次のベースを狙う「タッチアップ」である。なかでも圧倒的に数の多い3塁から本塁ベースに突入、生還するときのタイムを計測した。
タッチアップというプレーは、基本的には「アウトになる可能性がかなり低い=安全」であることを前提にして敢行することが多い。そのため、全力全開で走るケースは、割合としては少ないといえるだろう。
しかし、たとえ際どいタイミングになろうとも、そこで成功させれば勝敗を大きく分ける可能性がある場合には、意を決してスタートすることはある。そして、それが俊足選手の場合は好タイムが発生するチャンスだ。併せて、ホームベース付近で鬼気迫るクロスプレーを目にする...