リーグトップの奪三振を記録していた佐々木朗希投手が、故障で戦線を離脱
7月27日の時点で奪三振数でリーグトップに立っていた佐々木朗希投手が、故障で2か月以上にわたって戦列を離れる見通しとなった。7月末の時点で奪三振と防御率でリーグトップに立ち、自身初タイトルも視野に入っていた「令和の怪物」の離脱は、ファンならずとも非常に惜しまれるところだ。
8月2日現在の奪三振ランキングにおいて、佐々木朗投手に次ぐ2位は114奪三振の山本由伸投手で、3位は112奪三振の種市篤暉投手。わずかに2奪三振の差で2名の投手が競り合っているだけに、今後は激しいタイトル争いが展開されていきそうだ。
今回は、山本投手と種市投手のこれまでの球歴や、指標に基づく両投手の特徴を紹介。タイトル争いのカギを握る「奪三振率」に加えて、2023年における両投手の全ての登板データを振り返ることによって、ハイレベルな争いが期待される今後の展開にも期待をかけたい。(成績は8月1日の試合終了時点)
4年連続でタイトルを獲得し続ける、球界を代表する大エース
山本投手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。