前日の接戦を制したオリックスは、さらに勢いに乗るべくエース・金子千尋投手をマウンドへ送る。金子千尋投手はここまで3勝負けなし、防御率1.29と抜群の安定感を誇り、この日もこれまでと同様の好投が期待される。対する埼玉西武は高橋光成投手が先発。ここまで勝ち星こそ挙げられていないが2試合とも好投しているため、今日こそ初白星をつかみたい。
序盤3回は両先発が好調ぶりを発揮。金子千尋投手が緩急をつけたテンポの良い投球で凡打の山を築くと、それに負けじと高橋光成投手も直球主体の投球で走者を出しながらも失点を許さず。試合は息詰まる投手戦の様相を呈する。
先に点を取ったほうに流れが来るのは明白なこの試合。先制点はオリックスが奪う形となった。5回裏に2四球などで1死1,2塁の好機を作ると、2番・宮崎選手が左翼線を破る2点適時二塁打を放つ。続く西野選手、安達選手にも適時打が飛び出し、この回一挙4得点。好投を続けるエース・金子千尋投手に援護点をプレ...