強力な投手陣を武器にAクラス入りを果たした昨季とは異なるチームに?
埼玉西武が開幕から上位争いを演じ、現在4位ながらも首位と3ゲーム差(5月8日時点)と死闘を続けている。長らく主力捕手を務めた森友哉選手が抜け、不動の主軸である源田壮亮選手と山川穂高選手の離脱もありながら、好調なスタートを切っている点は特筆に値する。
その要因の一つとして挙げられるのが、若手野手たちの台頭だ。昨季は圧倒的な投手力と、本塁打と打点の2冠王に輝いた山川選手の打棒を活かしてAクラス入りを果たしたものの、リーグ連覇を果たした2018~2019年に比べると、打線の迫力不足は否めなかった。
今季は先発陣が開幕から好調で、リリーフ陣も層が厚い。それに加えて若手の成長によって打線が強化されれば、一気に隙のないチームへと進化を遂げる可能性もあるはずだ。今回は、今季の埼玉西武で台頭を見せる6名の若手について、詳しく紹介していきたい。
(※成績は4月26日の試合終了時点)