パ・リーグでは1989年以来、史上7人目の珍しい記録が生まれた。
埼玉西武の菊池雄星投手が4月21日の対北海道日本ハム戦で1安打完封勝利。これだけでも誇れる結果だが、初回の先頭打者・西川選手のみに安打を許し、その後は四球や失策などで走者を出しながらも安打を許さない投球。“初回先頭打者の安打のみの1安打投球”はパ・リーグでは実に28年ぶりの記録となる。
開幕戦の白星以降、力投を見せるも勝ち星がつかず、3試合ぶりの勝利を目指して臨んだマウンド。初回の先頭打者・西川選手に安打を許し、犠打と内野ゴロで2死3塁。いきなりピンチの場面を迎えるが、4番・レアード選手を外角低めのカーブで打ち取って無失点。直後の打線の援護...