福岡ソフトバンクホークスが球界で先駆けて行ってきた「女性ファン」をターゲットとしたイベントの開催。2006年開催の「女子高生デー」から始まり、2014年に「タカガール♡デー」へ。そして今季から「ピンクフルデー」へと名称を変え開催されることが発表された。
長年ファンに愛されたイベントの名称をなぜ変更したのか……球団公式noteにつづられた、新名称に込めた想い、名称変更の理由を紹介していく。
「イベントの人気が名称を超えた」担当者が抱えた葛藤
ピンクフルデーについて球団公式noteに想いをつづったのは、広報担当の鳥原早貴さん。まず冒頭に「愛すべき"タカガール"の名前を変えるということは並大抵の決断ではありません」とファン同様、イベントを育ててきた球団職員にとっても愛着の湧いた名称であったことを記した。
きっかけは、イベント準備を進めていくなか「『タカガール♡デー』という名称は、本当にこのイベントにふさわしいものだろうか?」と、プロジェクトメンバーの間で生...