開幕から明暗分かれるFA選手たち わずか1打席や打率.088も…打てる捕手は躍動

2023.4.25(火) 07:05 Full-Count
オリックス・森友哉、メッツ・千賀滉大、福岡ソフトバンク・近藤健介(左から)※写真提供:Full-Count(写真:小林靖、ロイター、藤浦一都)

開幕から約1か月…メジャーへFA移籍の千賀は無傷の3連勝

 プロ野球は開幕からまもなく1か月になろうとしている。オフシーズンの移籍は、今季の勢力図を見る上で重要な要素だ。ここではフリーエージェント(FA)権を行使し、メジャーを含む他球団入りを選んだ5人がどんな滑り出しを見せているのか注目していきたい。(数字は24日時点)
 まず順調な滑り出しと言えるのは、北海道日本ハムから福岡ソフトバンクへ移籍した近藤健介外野手だろうか。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表「侍ジャパン」にも選出され、不動の2番打者として世界一に貢献。福岡ソフトバンクに戻っても「2番・左翼」としてここまで全試合に出場し、打率.277、2本塁打、11打点とまずまず期待に応える働きを見せている。
 近藤と並び、オフの“目玉”として鳴り物入りで移籍した森友哉捕手も実力を存分に発揮している。埼玉西武からオリックスへ移り、開幕戦ではいきなり古巣を相手に9回2死から劇的同点ソロを放つ活躍。ここまでDHで6試合、捕手として13試合の出場で、打率.284、本塁打2本、7打点。自慢の強打での活躍に今後も期待した...

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