昨季リリーフとして活躍を見せた投手たちが先発に挑戦する見通し
2023年シーズンは、実績あるリリーフ投手の先発転向が相次ぐ見通しとなっている。2022年の最優秀中継ぎ投手である平良海馬投手、通算105ホールド・127セーブの実績を誇る森唯斗投手、NPB復帰1年目でセットアッパーとして大活躍した藤井皓哉投手といった、所属チームのブルペンに欠かせなかった投手たちが、新たな持ち場に挑戦することになる。
リリーフと先発の双方において成功を収めるのは、決して容易なことではない。しかし、そうした壁を乗り越え、先発転向後に大きな活躍を見せた例は、過去にも少なからず存在している。今回は、2000年以降のパ・リーグにおいて、先発転向を成功させてチームの優勝に貢献した投手たちについて、詳しく紹介していきたい。