10月7日に行われた「2022 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージの前日記者会見。福岡ソフトバンクからは藤本博史監督、今宮健太選手、埼玉西武からは辻発彦監督、源田壮亮選手が登壇した。
2勝先勝の“超短期決戦”。両チーム監督が意気込み語る
ホームで迎える福岡ソフトバンク・藤本監督は「(優勝を逃した)10月2日の最終戦、その悔しさをパーソル CS パにチーム全員でぶつけていきたい」と決意を表明。対する3位の埼玉西武・辻監督は「完全なる挑戦者としてぶつかっていきたい。素晴らしいゲームを選手たちがやってくれると信じています」と語った。
初戦の予告先発の発表もあり、福岡ソフトバンクは千賀滉大投手、埼玉西武は高橋光成投手に。藤本監督は「一番信頼できる投手なので、千賀でまず1戦目を取りたい」、辻監督は「序盤は苦しみましたが、中盤から終盤にかけて本当のエースと呼べるような選手になってきました。我がチームで一番信頼できるピッチャーなので、必ず本領を発揮してくれると思います」と期待を寄せた。
「パーソル CS パ」のキーマンは?
藤本監督は相手の印象を問われると「埼玉西武さんは防御率もパ・リーグナンバーワンですし、ホームラン数もナンバーワン。まずは投手として一発を打たれない、打つ方はつなぐという気持ちを大事にしていきたい」とコメント。チームのキーマンには柳田悠岐選手、千賀投手を挙げ、「相手の要警戒選手は山川(穂高)くん。その前に源田くんを出さないことですね」とニヤリと笑った。
辻監督はキーマンに「戦えるような投手が出てきた」と投手陣全員を指名。野手では「彼が打てばチームは勢いに乗りますし、勝利に導いてくれると思います」と山川穂高選手の名前を挙げた。福岡ソフトバンクについては選手全員を警戒。「1・2番出したら痛い目にあいますし、特に今宮くんに痛いところで打たれてますから。点を取られても、次の一点を取られない粘りに期待したいです...