プロ19年目、40歳のシーズンに現役引退を表明した内海投手
埼玉西武の内海哲也投手が、8月16日に今季限りでの現役引退を表明した。プロ19年目のシーズンを送っている内海投手は、今季から投手兼任コーチとしてプレー。若手投手にとっては文字通りの生きた教材であり、これまで培ってきた豊富な経験をチームに還元してきた。
また、今季は2度の中継ぎ登板でいずれも無失点と好投を見せており、その実力もまだまだ健在だ。巨人時代に幾度となく修羅場をくぐり抜けてきた内海投手の力が、優勝争いを繰り広げるチームにおいて、これから必要とされる可能性も十分にあるはずだ。
今回は、そんな内海投手が送ってきた19年間の現役生活を振り返るとともに、その存在が埼玉西武にもたらしたものについて、あらためて紹介していきたい。
巨人のエースとして長年活躍。2011年はまさに圧巻の投球を披露
内海投手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。