大混戦の最多勝争い。超ハイレベルな争いの現状と、今後の展望は?

2022.7.5(火) 06:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
オリックス・山本由伸投手、千葉ロッテ・佐々木朗希投手(C)パーソル パ・リーグTV

順位争いだけでなく、投手の主要タイトルを巡る戦いも大混戦に

 今季のパ・リーグはシーズンの約半分が終了した時点で、首位から5位までのゲーム差が7という混戦が続いている。また、個人成績の面でも、特に最多勝においては、かなり多くの選手にタイトル獲得の可能性がある状況となっている。
 今季のNPBでは全体的に投高打低の傾向が強まっていることもあり、多くの投手が調子を大きく落とすことなく、今後もハイレベルなタイトルレースが繰り広げられる可能性もあることだろう。今回は、最多勝争いにおける現状と、今後の展望について紹介していきたい。(以下の成績は6月30日時点) 

リーグトップから3勝の間に、実に16名の投手がひしめいている

 まずは、最多勝争いの現状について見ていきたい。

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