史上わずか3名の狭き門。「パ・リーグ一筋で12球団勝利」を達成した男たち

2022.6.29(水) 21:35 パ・リーグ インサイト 望月遼太
左から涌井秀章投手、金子千尋投手、岸孝之投手(C)パーソル パ・リーグTV

交流戦導入により、記録達成へのハードルは下がったが……

 東北楽天の岸孝之投手が、6月9日の広島戦において、史上19人目となる全12球団からの勝利を達成した。2005年のセ・パ交流戦導入以前においては、12球団から勝利を挙げるためには、最低でも両リーグで2球団ずつに在籍する必要があった。しかし、交流戦開始以降は2球団への在籍で達成できるようになり、達成へのハードルは以前よりも低下している。
 しかし、「パ・リーグ球団への在籍のみ」での達成となると、岸投手も含めてこれまでわずか3名と、かなり希少な記録となってくる。今回は、この記録を達成した3投手の経歴と活躍を振り返るとともに、将来の記録達成が期待される投手たちも紹介していきたい。

涌井秀章(西武・埼玉西武→千葉ロッテ→東北楽天)

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