MLB通算155Sの新助っ人・オスナが好リリーフ【ウィークリーファーム2022 #14】

2022.6.20(月) 06:30 パ・リーグ インサイト
千葉ロッテマリーンズ・オスナ投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月14日から6月19日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ12試合、ウエスタン・リーグ8試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。

イースタン・リーグ

 北海道日本ハムは右脇腹の肉離れにより戦線を離れていた近藤健介選手が実戦復帰を果たした。6月17日の東北楽天戦で「1番・中堅手」としてスタメン出場し、第1打席で左中間への二塁打をマーク。一軍は厳しい状況が続いているだけに、頼もしい主力の完全復活が待たれる。

 東北楽天・吉野創士選手は19日、うれしいプロ初本塁打を記録。3点を先制された直後の3回表に池田隆英投手の初球を捉え、レフトスタンドへ運んだ。なお、この日は渡邊佳明選手、黒川史陽選手にも本塁打が生まれ、逆転勝利を収めている。

 18日の埼玉西武対横浜DeNA戦では、渡部健人選手が2本塁打4打点と躍動した。初回に2死2塁からバックスクリーンへ先制の2ランを放つと、2点ビハインドの5回裏にはレフト方向への同点弾。昨季のイースタン2冠王が存在感を見せつけた。

 千葉ロッテの新助っ人・オスナ投手は16日の埼玉西武戦でリリーフ登板し、先頭の長谷川信哉選手には安打を許すも、後続を3者連続三振に切る好投を披露。18日の東京ヤクルト戦でも1イニングを無失点に抑えた。MLB通算155セーブを誇る右腕を一軍で見る日が待ち遠しい。

ウエスタン・リーグ

 16日に行われたオリックス対広島戦では、中村勝投手が先発のマウンドに上がった。緩急自在の投球で相手打線を翻ろうし、6回92球1安打3四球2奪三振無失点。支配下登録に向けて好投を続けたいところだ。

 また、同日は福岡ソフトバンク・田上奏大投手も中日戦で力投を披露した。序盤から得点圏に走者を背負うも要所を締め、7回101球4安打1四球7奪三振無失点でウエスタン3勝目。試合後の若鷹スピーチでは「不甲斐ないピッチングが続いていましたが、久しぶりに良いところを見せられて良かったです。この投球を続けていけるようにもっと頑張っていきます!」と力強くコメントした。

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