交流戦優勝チームがそのままリーグ覇者に。昨季の交流戦が、後半戦に与えた影響は?

2022.6.15(水) 11:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
2022年日本生命セ・パ交流戦首位打者のオリックス・杉本裕太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

交流戦での成績はシーズン全体に影響を及ぼすと言われるが……

 約2週間半におよんだ2022年の日本生命セ・パ交流戦は、東京ヤクルトが4年ぶり2回目の優勝で幕を閉じた。かねてから、交流戦での戦いぶりがシーズン全体の成績にも影響を及ぼすという言説は、多く見受けられるところだ。では、昨季の交流戦と、パ・リーグにおける年間順位や打者の個人成績に関しては、はたしてどの程度の相関性が見受けられたのだろうか。
 今回は、2021年における交流戦のチーム成績と、打率ランキング上位に入った選手たちの成績を確認。その後の年間成績に加えて、各シーズンの経過について細かく振り返っていくことにより、交流戦という期間の重要性を、あらためて検証していきたい。

11年ぶりに交流戦優勝を果たしたオリックスは、その後も快進撃を続けた

 2021年の交流戦におけるパ・リーグ各球団の成績と、シーズン全体の成績は下記の通り。

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