メットライフドームでの埼玉西武と福岡ソフトバンクのオープン戦。埼玉西武の先発・十亀投手は、2015年に11勝を挙げ、先発ローテーションの一角を担う1人として期待されていたものの、昨季は4勝6敗、防御率6.31と悔しい結果に終わってしまった。対して福岡ソフトバンクの先発・松坂投手は、前回登板は5回途中2失点とまずまずの結果。しかし7四死球を記録するなど、制球面の課題が浮き彫りになった。
両投手とも、まずはオープン戦で結果を残して首脳陣からの信頼を勝ち取り、今季の開幕ローテーション入りを目指したい。
十亀投手は初回、連続四球などでいきなり1死満塁のピンチを背負う。福岡ソフトバンクの5番・ジェンセン選手から三振を奪い2死としたものの、6番・明石選手に走者一掃の適時三塁打を浴び、3失点を喫した。一方の松坂投手は、初回から2イニングス連続で、埼玉西武の攻撃を3人で...