2018年以降の不振を脱し、キャリアハイのシーズンとなる勢い
北海道日本ハムの松本剛選手が開幕から好調で、4月20日の試合終了時点で打率ランキングのトップに立っている。2017年には外野のレギュラーとして活躍したものの、そこから4年間は苦戦が続いていた松本剛選手。そんな中で、今季は完全復活を強く印象付けるのみならず、キャリアハイのシーズンを送りそうな気配を感じさせている。
それでは、今季の松本剛選手の打撃は、昨年までと比べてどこが違うのだろうか。今回は、「セイバーメトリクスで用いられる各種指標」、「コース別打率」「球種別打率」という3つの観点から、覚醒の理由を探っていきたい。
2017年には2番打者として活躍を見せたが……
まず初めに、松本剛選手が記録した年度別成績を見ていきたい(成績は4月20日時点)。