今春キャンプで広背筋付着部炎で離脱し、この日が今季初実戦
福岡ソフトバンクの武田翔太投手が20日、タマスタ筑後で行われた四国IL徳島との3軍交流戦で実戦復帰した。今春キャンプ序盤に広背筋付着部炎と診断され、リハビリ組で調整を行ってきた。今季初めて実戦のマウンドに立った武田は、先発し2回を投げて1安打無失点に抑えた。
初回は先頭打者を遊直、2人目の打者からは空振り三振を奪った。3人目の初球にこの日最速となる148キロをマークし、カーブで二ゴロに打ち取った。2回は先頭に初球を中前にはじき返されたが、後続を左飛、連続三振に仕留めた。バッテリーエラーで得点圏に走者を進めたが、危なげない投球でマウンドを下りた。
当初は、2回もしくは40球の予定でマウンドに上がったが、要した球数は26球。三振も3つ奪った。降板後、武田は「やっと投げられた」と安堵の表情。打者相手に投げるのはキャンプ中の打撃投手以来で「久しぶりなので、まずしっかりバッターに対して自分の投げたいボールを投げようと思った。(体は)特に問題ない。もういけますよという感じ...