早大OBが背負った栄光の「14」
「ロッテで活躍された方がずっと着けていた背番号でもありますし、早稲田の大先輩が着けていた番号でもある。僕自身、すごく身の引き締まる思いと、しっかりこの番号で活躍したい気持ちが強いです」
千葉ロッテの小島和哉投手は今季から小宮山悟氏、大谷智久氏といった早稲田大学の先輩たちが背負ってきた背番号「14」を着けてプレーする。小宮山氏、大谷氏からは「頑張ってね!」とエールを送られたという。
プロ入りから3年間背負ってきた「43」にも愛着はあったが「こういう機会はなかなかないと思った」と背番号変更を決断した。
昨季後半戦に状態を挙げた先輩たちの言葉
小島投手の昨季を振り返ると、146回を投げ自身初となる規定投球回に到達、チームトップの二桁10勝をマークし、東京五輪明けはプロ初完投勝利を含む3度の完投勝利(2完封)を挙げるなど、10試合・67回1/3を投げて5勝1敗、防御率2.67。9月11日の東北楽天戦以降は7試合中6試合でクオリティ・スタート(6回以上3自責点以内)を達成した。特に後半戦の安定感はすば...
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