平野恵一氏が中信のコーチに就任 5球団中4球団に日本人指導者が

2022.1.19(水) 07:02 駒田英(パ・リーグ インサイト)
2021年優勝した中信兄弟 写真提供:CPBL

 台湾プロ野球の2021年シーズンは、林威助監督率いる前期シーズン優勝の中信兄弟と、後期優勝の統一セブンイレブンライオンズが台湾シリーズで対決、中信が4連勝で統一を下し、11年ぶりに台湾王者に輝いた。今回は昨年末に行われた年間表彰式のほか、ストーブリーグの話題をたっぷりお届けしよう。
<前編>中信デポーラが2年連続MVP 元NPBのあの助っ人、コーチが台湾へ
<中編>陳冠宇に呂彦青……ドラフト指名の元NPB選手、日本人選手の成績は?
 新たなシーズンへ向け、多くのチームで首脳陣の入れ替えが行われている。年間4位の富邦はGMが交代、名将・洪一中監督も球団顧問に退き、一軍の新監督には、昨季まで中信の一軍ヘッドコーチを務めた丘昌榮氏が就任、新たなヘッドコーチにも元中信の黄泰龍内野守備コーチが就任した。また、二軍監督には、これまで球団顧問を務めていた「台湾の大砲」陳金鋒氏が就任、陳氏は現役引退後、初めてユニフォームに袖を通すこととなる。

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