元広島・藤井皓哉が独立LからNPB返り咲き。福岡ソフトバンクはなぜ25歳右腕を獲得したか?

2021.12.14(火) 18:30 Full-Count 福谷佑介
入団会見に臨んだ福岡ソフトバンク・藤井皓哉※写真提供:Full-Count(写真:代表撮影)

三笠GM「もう一度、NPBでやって活躍できる可能性は十分にある」

 福岡ソフトバンクは14日、元広島で今季は四国ILplusの高知でプレーした藤井皓哉投手が育成選手で入団すると発表した。背番号は「157」。同日、PayPayドームで記者会見が行われ、三笠杉彦GMは「シーズンの途中から注目していた。もう一度、NPBでやって活躍できる可能性は十分にある」と獲得への経緯を語った。
 異色の返り咲きを果たした。2014年のドラフト4位で広島に入団した藤井。1軍通算で14試合に登板したものの、2020年オフに戦力外に。今季はNPB復帰を目指して高知でプレーを続け、福岡ソフトバンクからのオファーを掴んだ。会見で藤井は「嬉しいの一言です。高知に入団した時からもう一度NPBの1軍で活躍したいという思い出やってきた」と胸の内を語った。
 藤井は今季、高知で22試合に登板して11勝3敗、防御率1.12と好成績を残した。5月9日に行われた福岡ソフトバンク3軍との試合ではノーヒットノーランを達成していた。三笠GMは「ホークスは3軍がアイランドリーグと交流戦をやっている。その時の投球とリーグでの安定した成績を残していた。ものすごい特徴あるボールを投げるわけではないが、安定した投球を繰り返していた」...

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