3度目の紅白戦は豪華な投手戦。北海道日本ハムの高卒ルーキーが殊勲打

2017.2.18(土) 00:00 パ・リーグ インサイト 馬塲呉葉

2月18日、北海道日本ハムが沖縄県国頭村のかいぎんスタジアム国頭にて、一、二軍合同の紅白戦を行った。ここでは、最終回に劇的な展開を迎えた試合の模様を、簡単に振り返りたい。
紅組の先発は、今季7年ぶりに日本球界に復帰した村田投手。村田投手は初回、先頭打者の西川選手に四球を与え、田中賢選手の適時打で1点を失う。2回裏にも、1死1,2塁のピンチを招くが、後続の打者は三振と飛球で打ち取った。10日にアリゾナ州ピオリアで実施された紅白戦に登板した際は、2回無安打無失点という結果だったが、今回は2回1安打2奪三振3四死球1失点。立ち上がりにおける失点や、制球に関してなど、乗り越えるべき課題が浮き彫りになった。
白組の先発は新外国人のエスコバー投手。エスコバー投手は初回を3者凡退に抑え、2回表には安打を許すものの、打たせて取る投球で飛球を量産。2イニングスを被安打1、無失点で終わらせる安定感のある投球を披露した。エスコバー投手は父親が元メジャーリーグの内野手で、ロイヤルズの遊撃手・アルシデス・エスコバー選手とも親戚関係にあるなど、エリート家系出身の左腕。明るいキャラクターで早くもチームに溶け込んでいるが、今季からの活躍にも大きな期待が...

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