鷹の外野手争いにいる“有望株” 長谷川勇也コーチも注目する“ポスト長谷川”は?

2021.11.6(土) 18:00 Full-Count 福谷佑介
福岡ソフトバンク・長谷川勇也1軍打撃コーチ(写真は現役時代)※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

「じっくりと球を選んで、打っていけるタイプで、あまりホークスの打線にはいないタイプ」

 福岡ソフトバンクの秋季キャンプは5日、宮崎市の「生目の杜運動公園」で第1クール2日目が行われた。今季で現役を引退したばかりの長谷川勇也1軍打撃コーチは、後継者となるべき「ポスト長谷川」に来季が3年目となる柳町逹外野手を指名した。
 2013年に打率.341、198安打で首位打者と最多安打のタイトルを獲得した長谷川コーチ。「まずはしっかり自分の仕事を早く覚える。そこで手間取ると選手に迷惑をかけるので。選手にいい環境で練習やってもらえるように、そういう環境を作っていきたい。それが目標です」と言いつつも、初日から後進の育成に力を注いでいる。
 そんな長谷川コーチが注目している1人が柳町だ。コーチ就任が決まると、地元テレビでの出演時には柳町の名前を挙げて後継者に“指名”。キャンプ2日目には「どちらかといえば、じっくりと球を選んで、打っていけるタイプで、あまりホークスの打線にはいないタイプ。僕も若い時は出塁率を意識してやっていたので、なんとか簡単にアウトにならないというのを思って打席に立っていた。柳町が近いのかな、と思いました」と自身との“共通点”...

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