開幕5連敗、防御率リーグワースト2位も…… 千葉ロッテが首位に上り詰めた3つの理由

2021.9.18(土) 07:00 パ・リーグ インサイト
千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手(左)益田直也投手(中央)マーティン選手(右)(C)パーソル パ・リーグTV

 シーズンも終盤に差し掛かり、試合数も残り約30試合となった。千葉ロッテは9月16日現在、2位のオリックスと3.5ゲーム差で首位に座っている。これまでを振り返ってみると、開幕5連敗を喫してスタートダッシュに失敗。幸先悪い開幕戦となったが、その後は巻き返しを見せて前半戦を3位で折り返し、首位にまで上り詰めた。しかしその背後には、投手陣の予想外の誤算が多く苦しい試合展開が多かったように見える。そんな千葉ロッテが首位まで這い上がった理由に迫る。(成績は9月16日試合終了時点)

得点数は12球団1位。圧倒的な打力で勝利を呼び込む

 首位争いを繰り広げている千葉ロッテの強さの一番の理由として挙げられるのは、その圧倒的な打力だ。これまで496得点を挙げているが、これはセ・パ合わせた12球団の中でトップの数字。リーグ2位はオリックスの441得点であるため、約50得点の差をつけている。
 それには、不動のリードオフマン・荻野貴司選手の後にマーティン選手、中村奨吾選手、レアード選手が並ぶ打順がうまく機能している。荻野貴選手は今季一度の離脱もなく1番に座り、リーグトップの136安打を記録。中村奨選手も119安打(リーグ5位タイ)といかに上位打線が出塁しているかが分かる。そしてマーティン選手、レアード選手、中村奨吾選手、安田尚憲選手が50打点を記録しているだけでなく、得点数も荻野貴選手、マーティン選手、中村奨吾選手がリーグトップ5に入っていることから、上位打線が安打で出塁して主軸が本塁に返す、という理想の形がはまっている。
 レアード選手とマーティン選手を筆頭に長打力も大幅に上がり、昨年は120試合で90本塁打だったところが、今季は111試合で104本塁打(リーグ1位タイ)とシーズン途中ながら大きく上回っている。また、盗塁数もリーグダントツの93盗塁。代走出場の多い和田康士朗選手が22盗塁(リーグ2位)、岡大海選手が11盗塁を記録しており、試合終盤の得点力アップに貢献している。

シーズン序盤は投手陣が崩れるも、徐々に安定感を増していく

 千葉ロッテはこれまで54勝40敗17分と勝ち越しているが、防御率3.76はリーグワースト2位。今季も活躍が期待されていた主力投手が崩れる場面が多く見られたが、試合を重ねるにつれてブルペン陣が安定感を取り...

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