例年とは顔ぶれの異なるハーラーダービー。数字に見る、混戦を演じる4投手の特徴とは

2021.8.26(木) 07:00 パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ・宮城大弥投手(左)、山本由伸投手(右)(C)パーソル パ・リーグTV

最多勝争いをリードする4投手のうち、2桁勝利経験者は1名のみ

 今季のパ・リーグにおける最多勝争いは、かなりの混戦模様となっている。8月22日の試合終了時点で、宮城大弥投手が11勝、山本由伸投手が10勝、高橋光成投手が9勝、岩下大輝投手が8勝、7勝を挙げている投手が6名と、先の展開が読めない状態が続いている。
 宮城投手、山本投手、高橋投手、岩下投手の4名に関しては、2019年に10勝を挙げた高橋投手を除いて、いずれも2桁勝利を挙げた経験すらない。そういった意味でも、例年とはやや顔ぶれの異なる最多勝争いとなっている点も特徴的だ。
 今回は、先述した4投手の特徴や、各投手の好調さを支えている要素について紹介。それに加えて、各種の指標を用いて投球内容をより詳しく見ていくことによって、今季の最多勝争いをリードする投手たちの活躍を、あらためて確認していきたい。(以下、成績は8月24日の試合終了時点)

宮城大弥投手(オリックス)

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