8月13日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第15回戦は、3対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは1回裏、先頭の三森大貴選手が内野安打で出塁すると、3番・柳田悠岐選手がレフトホームランテラスに先制の23号2ランをたたき込み、2点のリードを奪う。柳田選手は3球目に自打球を当てて両脇を抱えられながらベンチ裏に下がり、一時はプレー続行も危ぶまれたが、再び打席に戻って5球目をホームラン。「外の真っ直ぐをしっかり捉えることができました。とにかく先制のホームランを打つことができて良かったです」と振り返った。さらに3回裏には、「タイミングとボールとバットの芯が完璧にマッチしました」と9番・松田宣浩選手がレフトスタンドへ完璧な11号ソロを放ち、1点を追加した。
後半戦も「開幕投手」を任せられた先発の石川柊太投手は、序盤からテンポの良いピッチングで相手打線を手玉に取り、3回まで一人の走者も許さず5三振を奪う。4回表に西川遥輝選手に初安打を許すなど1死1、2塁とするが、4番・近藤健介選手を併殺打に切って取りピンチを脱出。5回表からは再び三振を積み重ね、7回を投げ終えわずか77球、1安打11奪三振1四球と相手を全く寄せ付けないピッチング...