アダム・ジョーンズ/外野手
#10/1985年8月1日生まれ
188cm・98kg/右投右打
MLB通算1823試合出場、1939安打、282本塁打の実績を引っ提げ、2020年にオリックスに加入。2008年から12年連続で110試合以上に出場、11年からは7年連続で25本塁打以上をマークした「バリバリのメジャーリーガー」で、シルバースラッガー賞を1度、ゴールドグラブ賞を4度受賞した経験も持つスーパースターである。WBCにも13年・17年の2度出場しており、17年はアメリカを初の世界一に導いた。勝負強い打撃と確かな実績、高い身体能力を生かしたフィールディングなど、メジャー仕込みのプレーでオリックスを上位進出へといざなう存在として、ジョーンズ選手には大きな期待がかけられた。
吉田正尚選手と双璧をなす主砲として「4番」で開幕を迎えたジョーンズ選手だが、開幕延期による調整の難しさもあり、日本の野球になかなか適応できないシーンが続いた。特に守備では全盛期の動きが見られず、指名打者としての起用が続く。それでも、徐々に適応力を見せると、8月には打率.288、5本塁打、12打点をマーク。特に、中嶋監督代行の初陣となった8月21日には、同点弾・決勝打を放つ3打点の活躍で勝利に貢献した。9月10日には、日米通算2000本安打を達成。その後は戦線離脱した期間もあり、87試合の出場で打率.258、12本塁打、43打点という成績でシーズ...