6月12日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと広島の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第2回戦は、3対2でオリックスが勝利。引き分けを挟んで5連勝を飾り、2010年以来11年ぶり2度目の交流戦優勝を手にした。
オリックスは2回裏、2死から7番・西野真弘選手が今季初安打となるレフト前安打で出塁。さらに続く8番・紅林弘太郎選手の二塁打などで満塁の好機を演出すると、1番・福田周平選手がフルカウントまで粘った末に左中間を破る走者一掃の適時三塁打を放ち、3点を先制する。
オリックスの先発・田嶋大樹投手は立ち上がりこそ得点圏に走者を背負ったものの、力強い直球を武器に4回まで広島打線をわずか2安打に抑え込む。5回表には先頭の安打などから招いた2死1、2塁のピンチで空振り三振を奪うなど、要所を締める投球で試合を組み立てて、先発としての役割...