東京五輪で“再会”も? ブランドン・ディクソンの8年間の足跡を、数字と映像で振り返る

2021.6.17(木) 09:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
ディクソン投手(C)パーソル パ・リーグTV

2013年の入団以来、オリックスの投手陣を支え続けてきたディクソン投手

 ブランドン・ディクソン投手は2013年にオリックスへ入団して以来、2020年シーズンまで8年間にわたって奮闘を続けてきた。在籍9年目となる予定だった今季も活躍が期待されたが、新型コロナウイルスの影響で家族の来日が難しくなった影響もあり、5月27日をもって自由契約に。持ち場を問わずにチームに貢献し続けた助っ人右腕の退団は、多くのオリックスファンから惜しまれた。
 今回は、そんなディクソン投手がオリックスに在籍した8年間で見せた投球について、実際の映像や数字をもとに振り返っていきたい。ナックルカーブを武器に、チームに求められた役割で結果を出し続けた優良助っ人の足跡を見ていきたい。

先発だけでなく、最後の2年間はクローザーとしても登板を重ねた

 まず、ディクソン投手がNPBでの8年間で記録した、年度別成績を見ていきたい。

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