11月24日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと巨人の「SMBC日本シリーズ2020」第3回戦は、4対0で福岡ソフトバンクが勝利。3連勝を飾り、4年連続の日本一に王手をかけた。
PayPayドームに舞台を移した3戦目も、福岡ソフトバンクが先手を取った。3回裏、2死から周東佑京選手が安打で出塁すると、続く中村晃選手が巨人の先発・サンチェス投手の変化球をライトスタンドへたたき込み、2点を先制する。打った中村晃選手は、「打ったのはフォークです。追い込まれていましたが、甘く来た球をしっかり捉える事ができました。3人で終わらずに、2アウトランナー無しから得点できたのは良かったです」と振り返った。
福岡ソフトバンクの先発・ムーア投手は、初回に失策から無死2塁のピンチを迎えるも、3番・坂本勇人選手、4番・岡本和真選手を打ち取り、難なく窮地を切り抜ける。以降も凡打の山を築き、7回93球無安打2四球5奪三振無失点と、付け入る隙を与えない好投で試合を作った。「初めての日本シリーズ、楽しむことができました。自分の投球内容より、チームが勝つという事が一番大切なこと。リードしている状況を作れてよかった」とコメン...