福岡ソフトバンク周東佑京の魅惑の足。元盗塁王が解説する「普通はできない」走塁技術

2020.10.30(金) 09:20 Full-Count
福岡ソフトバンク・周東佑京※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

1992年に盗塁王のタイトルを獲得した飯田哲也氏は「野球人生で見た中で一番速い」

■福岡ソフトバンク 4-3 千葉ロッテ(29日・PayPayドーム)
 福岡ソフトバンクの周東佑京内野手が29日、本拠地PayPayドームで行われた千葉ロッテ戦の初回に二盗を決め、日本新記録となる12試合連続盗塁を樹立した。1992年に東京ヤクルトで盗塁王を獲得し、昨年まで福岡ソフトバンクでコーチを務めていた飯田哲也氏は周東の盗塁技術に驚嘆。2歩目からのスピードや早いカウントからスタートを切れることは「他の選手ではできない」と解説した。
 周東が盗塁を決めた瞬間、かつての盗塁王も驚くしかなかった。「走ると分かっているのに、成功するのはすごい。投手が牽制したり、捕手もお尻が浮いている状態でも刺すことができない。出塁しないといけない上に、前の塁に選手がいれば、盗塁は自分一人の力ではできない。そういう難しさがある中で、周東は私が野球人生で見た中で、最も速い男だと思います」とその走塁技術...

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