野球選手にとって、スタメンに選ばれ、ゲームの終盤まで出場し続けることは目標の1つとなるだろう。一方で、「代打」や「守備固め」のように、試合終盤に登場するその道のスペシャリストたちも、野球における欠かせないピースである。
今回は、そのスペシャリストの中でも「代走」に焦点を当てる。昨季、福岡ソフトバンク・周東佑京選手の活躍によって脚光を浴びた走塁のスペシャリストというポジションだが、パ・リーグ各球団ではどのような選手がその役割を担っていたのか。6球団からそれぞれ、昨季の代走起用数上位5名をピックアップし、その傾向を見ていきたい。
【埼玉西武】
1位:水口大地...