3月11日、静岡草薙球場で行われた楽天対埼玉西武のオープン戦は、楽天が9対2で大勝を収めた。
試合が動いたのは3回裏の楽天の攻撃。2イニングを抑えた埼玉西武の先発・高橋光成投手の後を受けた伊藤翔投手に対して8番・太田光選手がチーム初安打を放つと、その後四球などで2死1、3塁とする。すると3番・島内宏明選手に本塁打が飛び出し、3点を先制。
さらに4回裏、2死から7番・銀次選手の安打と2つの四球で2死満塁の好機を得ると、1番・辰己涼介選手が走者一掃の適時二塁打を放ち、リードを6点に広げる。打った辰己選手は「センター返しを意識して打席に入りました。良い打撃ができて良かったです」と笑顔で...