次なる“センター”は誰だ!? 埼玉西武ライオンズのアツい外野手争いに注目!

2020.1.31(金) 13:00 パ・リーグ インサイト
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 埼玉西武は秋山翔吾選手がオフにメジャーへ移籍。2014年9月6日から秋山選手が守り続けていた中堅のポジションが空き、埼玉西武の外野手事情は大きく変貌を遂げようとしている。空いたセンターはもちろん、両翼にもどんな選手が起用されるのか、キャンプでの様子にも注目したい。

昨季、華麗なプレーで両翼を支えた2人は当確か!?

 センターとして筆頭候補に挙がるのは金子侑司選手だろう。昨季は41盗塁で自身2度目のパ・リーグ盗塁王に輝き、守ってもチームを救うファインプレーを幾度となく見せた。これまでの一軍公式戦ではセンターの経験がないが、オープン戦などでは起用されたこともある。守備力の高さも申し分なく、大きな期待を寄せられている。
 昨季、金子侑選手とともに外野のスタメンに多く名を連ねたのは木村文紀選手。規定打席にはわずかに届かなかったが、自身最多の130試合に出場。2桁本塁打を達成するなどパンチ力も見せた。足の速さはもちろん、肩の強さもあり、守備の評価は高い。昨季の打率は.220と悔しい結果にはなったが、今季は好成績を残せるか。

秋山選手の弟子に育成出身選手まで…… 期待の若手は?

 昨年、一軍の舞台に出てきたのは愛斗選手、鈴木将平選手、戸川大輔選手の3選手。その中でも、愛斗選手と鈴木選手はキャンプA班スタート。まずはこの2人に注目したい。
 愛斗選手は3人の中で一番多い42試合に出場。守備や代走からの起用がメインとなったが、2年越しのプロ初ヒットを記録。今季こそレギュラー獲得に向けてアピールを重ねたい。鈴木選手は16試合に出場し、初ヒットと初打点、初盗塁を記録した。オフには昨年、今年と2年連続で秋山選手の自主トレに参加。師匠からの教えを胸に一軍での活躍...

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