昨夜の試合は最後の最後まで結果が分からない展開の中、陽選手の好守で逃げ切り、直接対決の初戦は北海道日本ハムが制した。今日の試合は勝利したチームに優勝マジックが点灯する運命の一戦。天王山第2ラウンドの先発は、福岡ソフトバンク・武田投手と北海道日本ハム・有原投手で試合の幕が開けた。
初回、福岡ソフトバンクは7月22日以来、2カ月間勝利から遠ざかっている北海道日本ハム・有原投手をいきなり捉える。2死から3番・中村晃選手のライトスタンドに飛び込む約1カ月ぶりの本塁打で1点を先制。「とにかく先制点を取れたことがうれしいです」というこの大一番での貴重な一打で先制点を挙げる。
対する北海道日本ハムは2回表、6番・レアード選手が左翼への安打で出塁すると、続く7番・陽選手も安打で続き1死1,2塁とする。8番・大野選手は見逃し三振に倒れるも、9番・中島卓選手の四球で2死満塁とし、1番・西川選手の「みんながつないでくれたので、全員で取りにいった2点でした」と語った一二塁間を抜ける2点適時打で逆転に成功。すぐさま試合をひ...