福岡ソフトバンク・田中正義、杉山一樹、三森大貴。 プエルトリコは彼らにどんな気づきを与えたか。ウインターリーグ奮闘記

2019.12.19(木) 19:00 中島大輔

「プエルトリコでプレーしたら、野球観が変わるよ」
 
 かつて当地のウインターリーグでプレーした柳田悠岐や塚田正義からそう言われた福岡ソフトバンクホークスの3選手はこのオフ、カリブ海にあるアメリカ領プエルトリコに渡り、「ヒガンテス・デ・カロリーナ」に合流。2016年ドラフト1位の田中正義、2018年ドラフト2位の杉山一樹、2016年ドラフト4位の三森大貴の3人だ。
 プエルトリコ・ウインターリーグの投手はストレート勝負が多いが、決して大雑把というわけではない。MLBでプレー歴のある捕手やコーチが各チームにいて、高めの速球を有効活用しながら低めの変化球を活かしていく。ラインナップには屈強な大男たちが居並ぶなか、セフティバントで出塁を狙うスピーディな選手も少なくない。監督やコーチは試合中も積極的に選手たちとコミュニケーションをとり、チャレンジを推...

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