【プレミア12】 なぜ源田は2死三塁でセーフティを仕掛けたのか? 見逃さなかった豪州守備陣の隙

2019.11.12(火) 10:03 Full-Count 福谷佑介
7回にセーフティバントを決めた侍ジャパンの埼玉西武・源田壮亮※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

周東が三塁盗塁を決めると、直後の4球目でセーフティバント

■日本 3-2 オーストラリア(プレミア12・11日・ZOZOマリン)
 野球日本代表「侍ジャパン」は11日、ZOZOマリンスタジアムで「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)スーパーラウンド初戦のオーストラリア戦を戦い、3-2で逆転勝ちした。2点ビハインドの4回に鈴木誠也外野手(広島東洋)が3戦連発となるソロ本塁打を放つと、7回には代走の周東の2つの盗塁と源田のセーフティバントで同点。8回に浅村の押し出し四球で決勝点を奪った。
 勝利を大きく手繰り寄せたのは7回の攻撃だった。先頭の吉田が中前安打を放って出塁すると、稲葉篤紀監督は迷わず、周東外野手を代走で起用した。「まずは同点に追いつこうと、周東に準備してもらっていた」。同点に追いつくために、とっておきのカー...

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