【日本S】ミスで流れ明け渡した巨人、周東がHRを「打たせた」鷹 勝敗を分けた両軍の走塁 

2019.10.21(月) 08:22 Full-Count
福岡ソフトバンク・周東佑京※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

野球解説者の野口寿浩氏が指摘「6回のライナーゲッツーは試合の流れを変えた」

■福岡ソフトバンク 6-3 巨人(日本シリーズ・20日・ヤフオクドーム)
 日本シリーズ第2戦は20日、ヤフオクドームで行われ、福岡ソフトバンクが巨人を6-3で破って2連勝を飾った。セ・リーグ王者の巨人は最終回こそ3点を奪ったものの、先発・高橋礼の前に打線は沈黙。ここまで牽引してきた亀井、坂本勇、丸の上位打線に当たりが出ていない。東京ヤクルト、北海道日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手としてプレーし、昨季まで2年間は東京ヤクルトでバッテリーコーチを務めた野球解説者の野口寿浩氏は、この試合では「走塁ミス」が大きく響いたと指摘。勝負の分かれ目になったと分析している。
 福岡ソフトバンク高橋礼、巨人メルセデスの投手戦となったこの試合。5回までパーフェクトに抑え込まれた巨人打線は、6回先頭の若林が死球を受けて初めての走者となった。田中俊が送り、1死二塁に。しかし、続く重信の打球は遊撃へのライナーに。若林が飛び出しており、ダブルプレーとなった。巨人は9回にも1死満塁で岡本がフェンス直撃の適時打を放った際に走塁ミスがあり、アウトを1つ献上。結局、追いつくことができ...

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