【あの夏の記憶】史上6校目の春夏連覇 興南のエース島袋が語る甲子園の“魔力”「日頃より力が出る」

2019.7.24(水) 07:10 Full-Count 福谷佑介
福岡ソフトバンク・島袋洋奨※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

福岡ソフトバンクに在籍する島袋は夏の甲子園全6試合で先発

 2010年に行われた第92回全国高等学校野球選手権大会。この大会で史上6校目となる春夏連覇を果たし、一躍フィーバーを巻き起こしたのが沖縄県代表の興南高校だった。
 この興南のエースとして同校を頂点に導いたのが、現在福岡ソフトバンクに在籍する島袋洋奨だ。1回戦の鳴門高戦から、2回戦の明徳義塾高、3回戦の仙台育英高、準々決勝の聖光学院、準決勝の報徳学園、そして決勝の東海大相模と全6試合に先発。4試合で完投して悲願の春夏連覇を成し遂げた。
 島袋は選抜でも全5試合に先発して同校の春夏通じての初甲子園優勝を達成。さらに、夏の選手権でも頂点へと駆け上がった。2年の春、夏にも甲子園に出場していた島袋は甲子園通算成績で13試合に登板して11勝2敗。松坂大輔(現中日)と並ぶ通算勝利数歴代5位をあげ“琉球トルネード”として一世...

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